CampanilismO

語彙力の足りない人間が観劇する日々

スリルミー2018大千秋楽によせて


スリルミー2018が今夜の名古屋公演で大千秋楽ですね。
というか今まさに柿澤松下ペアの公演真っ最中ですが。

私自身は先週の大阪で一足お先に見納めをしたのですが
フォロワーさんたちが名古屋に集結しているのをtwitterで眺めつつ
そういえばスリルの話をブログにまったくあげてなかったなーと思い、
韓国のスタバで今これを打ってます。
余談ですが遠征出張が多いので先日surface買ったんですがめっちゃ便利ですね!笑

 

日本での公演は4年ぶり(!)、新キャスト同士によるペアは
2012年の小西良知ペア以来なのでなんと6年ぶり…待ってたよお~~
といいつつ私としてはその間韓国やら来韓公演やら挟んでいるので
感涙するほど久しぶりのスリルというわけでもないのですが…
やっぱり母国語のスリルミーは浸透率がなんか違いますよね。
「言葉の意味がダイレクトに伝わる!!!」みたいな。(頭の悪いたとえ)

 

スリルミーは最初に観たペアが親になるとよく言いますが、
私も例外でなく初見の新納田代ペアを親だと思っております。にろまりみたい。
それと同時に、同日に観劇した柿澤松下ペアは、
キャストが変わると全く違うスリルを見せてくれるという、
今も変わらず求めてしまうスリルの魅力の一つを初めて体感させてくれたペアでした。
2014年にペアは一度解散してしまいましたが、この度のペア復活は
思い入れもあるためとてもうれしかったし、感慨深いものでした。

また新ペアの成河さんと福士くんはどちらも以前から好きな俳優さんだったので
どういうペアになるか想像のつかなさも含めとても楽しみにしてました。

韓国では固定ペアを作らずキャストをシャッフルするのは定番で、
(とはいえ基本になるペアはありますし、2017年の公演はペア固定でしたが)
シャッフルすることによっておこる化学反応も見どころの一つなので、
日本でも取り入れてはどうかと常々思っていたのですが、
2014年で実際の既存のペアを解体し、新ペアでの公演を観たとき、
なんとなく日本のスリルではシャッフルするより固定ペアで極めていくほうが
いいのではないかという気持ちがしていました。
あくまで個人の感想で、2014年のペアももちろんとても面白かったです。

また個人的な要望としては、この俳優さんが彼(私)をやったら
すごく似合うからしてほしい!とすぐ思いつくようなキャスティングではなく
全然想像もつかなかった!というキャスト、ペアでみてみたいというのがあり、
まったく新しいペア、キャストを次の再演では、と切望していました。
成河福士ペア、個人的なそのあたりの願望をほぼ叶えてくれるペアでした。

実際公演がはじまり蓋を開けて見ると、どちらのペアも新鮮な驚きもあり、
公演が進んでいくと変化や新発見もあり、
年末から年始、一年のスタートの時期をじわじわ楽しませてもらいました。
(公演の詳しい感想は何かしらの形で別途まとめたいなと思いつつ…)

 

正直、2017年の韓国スリル10周年公演が隅から隅まで最高で、
私のスリルミー史(笑)でもかなり大きなウエイトを占める公演たちだったと
未だに口の中で味がしてる!!もぐもぐ状態でして。
その後に久々の日本のスリルミーを楽しめるんだろうかと
ちょっと不安があったんですが、割と杞憂でしたね。
(作品の内容としても楽しむ、というと語弊があるかもしれないですね…)

 

私にとってミュージカルの、演劇の新しい魅力を教えてくれた
冗談抜きで出会って人生が変わった演目です。
スリルに出会ってなかったら、今なう韓国にいないと思うしね!?


たくさんの人がこの作品を見て、いろんなことをアウトプットしていく
そのすべてがとても興味深く、いつまでも見飽きないですね。
そんな作品、なかなかないんですよね…。
めちゃくちゃ一人語りのよくわからない記事になりましたが
とにかく、大千秋楽おめでとうございます。
最後の公演まで何事もなく無事に終わりますように。

またそう遠くない頃に会えたらいいなと思います。

 

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surface penが届いて筆ならしに描いたそんふくらくがき。ごめんなさい。